1
引き出しの中 くすみがかった
ちっちゃな石が 並んでる
色がいいのか 形がいいのか
今となっては 謎ばかり
いつの頃だろ ほこりだらけの
ちっちゃな指で 集めては
おやつも食べず ながめつづけた
時はゆるりと 流れてた
大人には わからない ぼくだけの たからもの
きらきらと 輝いた 瞬間を 覚えてる
遠く 遠く はなれても
あの日に見た 夢を忘れない
ずっと ずっと 持ちつづけてゆく
たしかにぼくは 未来探していた
2
アルバムの中 すましたように
ちっちゃな顔が 並んでる
仲良しこよし けんかしたやつ
今となっては なつかしい
いつの頃だろ 汗にまみれて
ちっちゃな肩を 組みながら
はしゃぎまわって あそびつかれた
時はさらりと 過ぎてった
写真には のこらない ぼくたちの かくしごと
なにげない やりとりが 胸の奥 のこってる
遠く 遠く はなれても
あの日に見た 空を忘れない
ずっと ずっと 持ちつづけてゆく
たしかにきみと ともに歩いていた
遠く 遠く はなれても
あの日に見た 空を忘れない
ずっと ずっと 持ちつづけてゆく
これからきみと ともに歩いてゆく