空と地球とおれの詩

作詞・作曲/のんべ ('81年)

1
空を 空をみるのだ
草に 草にねころび
いちにち いっぱい
だまって 空をみるのだ
空は おれをみるのだ
ひろい 地球の上で
ほんの ちっぽけな
おれを おれをみるのだ
何か忘れていやしないかと
ぼんやりそんな声がきこえる
空は 空はだまって
白い 雲をうかべて
風は かすかに南
夏の においをはこぶ

2
空は 空はあるのだ
地球ができたときから
ティラノザウルスも
やっぱり 空をみたのだ
何十億年 おおむかしから
空は地球を じっとみている
空が 空があるのだ
風が 風がふくのだ
地球が まわるのだ
おれが ここにいるのだ
おれが ここにいるのだ
おれが おれがいるのだ


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