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※作者の後の年は完成年を表しています。
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作詞・作曲/のんべ ('81年)
第7回夏のテーマソング。'50年代ロックンロールに見られる印象的なイントロで始まる。「きのうはきのうのきょうだった…」の部分の歌詞は、「その頃の重要なモチーフ」(作者談)だったようだ。サビは練馬区大泉付近のナス畑を横目に完成とか。平易だが内容のある詞と旋律でスーパーロングセラーの地位を築いている。機関紙『くさぶえ』に長期連載されている、会の方針などを書いた保護者向けの文章はこの曲名から取られた。
作詞/ケッターマン
作曲/キャプテン・まぐろ ('87年)
第13回夏のテーマソング。「夏が燃えさかる…」のメロディーは作者の不満が最後の最後まで残り、春に発表されたものとは違うものに差し替えられた。出だしの<ソ>はアルプスソング最低音で、子どもは普通うたえない。大人も気合いを入れないと出ないし、うまく出ても次の<ラ><シ>がふらつく。
作詞・作曲/キャプテン ('04年)
制作中
作詞・作曲/いもった ('93年)
作者唯一のアルプスソングで、かつ第19回夏のテーマソング。他作品がない人のテーマソングはほかに例がない。発表は前年の夏だったが、実はコード進行が[ジャンプ!]と酷似した箇所がある。少々の手直しを経て翌年日の目を見たというのも異色。
作詞/Eパンマン国民
作曲/はぎぽん ('02年)
制作中
作詞/せんぬき
作曲/ふりだし ('01年)
作詞、作曲者ともに初めてのアルプスソング。簡単なおもしろうたが少ない現状を打破すべく作られた。歌詞にさかさまの言葉を入れる手法が斬新で、低学年を中心によくうたわれている。ふりも付いているが、しっかりと浸透させるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。前奏部のギターはちょっと変わっているが、実は、Cのコードをずらしていくだけの簡単なもの。
作詞・作曲/ごえもん ('90年)
過去のアルプス子ども会オリジナルソング史上五本の指に入ると思われる大人気作品。「歩くくらいの速さで」とテンポを落としたことで、それまでのテーマソングとは一味違う斬新なものになった。特に、歌詞・メロディーともに低学年生や幼児でもきちんとうたえる点が高く評価される。行事が盛り上がったために、まるで「はしろうよ」ではないかというくらいの“アップテンポバージョン”も時折見られるが、曲調にそぐわない。「第16回夏の子ども会」テーマソング。
作詞/156王国民
作曲/はぎぽん ('02年)
第28回夏のD組(15日間コース)参加者が歌詞を考え、作られた歌。組独自の歌(いわゆる「組歌」)が歌集に載ることはごくまれで、最初から後世に残すことを狙って丁寧に作ったとか。サビから始まる短い曲という注文を受け、一度聞いたら耳に残るような、JUDY
AND MARYっぽいメロディーを意識して作曲した。全体的に覚えやすいメロディーだが、Aメロの半音ずつ上がっていく所は正確にうたうのが難しい。2番の「星空の下……」の部分は高鳥谷山頂をイメージしている。
作詞/キャプテン・じゃがまる
作曲/まぐろ ('89年)
100人以上が集まった、でこぴん&みかりんの結婚祝賀会のために極秘で作られた。以後、ぷっす&チューペットまで機会あるたびにうたわれてきたリーダーたちの愛唱歌で、今後も出番をうかがうアルプス子ども会版[てんとう虫のサンバ]。子ども会の最中にうたわれたことはない。
作詞・作曲/ごえもん ('91年)
第17回夏のテーマソング。マイナーコードで始まりそれを多用する異色の存在。その曲調から[太陽がくれた季節][海のトリトン]がイメージされる人も多い。「テンションを上げなきゃうたえない重厚さ」(作者談)を持つ作品。通は[エナジー]と呼ぶので真似ると良い。作者は、次のパートに入りやすくするために通常は取り入れる、DやB7のコードを使うのを極端に嫌い禁じ手としている。
作詞/第34回春の学校初等部生
作曲/ リモコン('14年)
制作中
作詞/だいこん・ピック・リザーブ・ワルサー
作曲/ピック・ワルサー ('02年)
一般に、作者の連名数が多いと制作の苦労を想像させるが、この曲も例外ではないだろう。組によっては「ヨヨヨ」など言葉を変えて楽しむこともある「ヤヤヤ」のかけ声は相当盛り上がる。「赤い日が落ちてゆく」で一度落ち着き、「空に星に手伸ばせ」から徐々に盛り上げるのがポイント。「この左手を」で、周囲にいる人と左手を重ね合わせる(時として組全員になる)のが、なかなかぐっとくる。歌詞の内容からか、夏の登山コースや、「やまびこ村」の登山行事などの際に愛唱される。
作詞・作曲/のんべ ('80年)
第6回夏のカペペ「沢ガニマーチ」劇中歌。「こんな自虐的な内容を子どもにうたわせるのは良くない」という批判もあったが、印象的な歌詞はアルプスにおける「おとなになんてなりたくないよ」という、子どもの生の声が元になっている。エンディングでみられる6thコードに、ビートルズ前期の曲を垣間見ることができるのもおしゃれなところ。
作詞・作曲/のんべ ('80年)
初めから“体を動かすうた”を考えて作られた。芸達者で踊りの得意なアトムというリーダーの動きを想像して、それと合体して完成させたという作品。メロディーは重視せず思いきりでっかい声を出し、元気良く躍動することがポイント。
作詞・作曲/ナポレオン ('95年)
作者が参加した「第21回夏」E組で、出会いと別れを題材につくったラブソング。当日のキャンプファイヤーでは、子どもたちがつくった歌詞を取り入れてうたわれた。その後、作者ナポレオンは、音楽ユニット、イクシード[iksi:d]のメンバーとしてメジャーデビューし、Mステにも出演。ドラマ『永遠の仔』の主題歌などをヒットさせた。
作詞・作曲/のんべ ('84年)
第10回夏のテーマソング。サンバの激しいリズムと半音を巧みに使ったメロディーの織りなすハーモニーは、数あるオリジナルソングの中でも音楽的にとりわけ高く評価される。テーマソングとしてでないと曲が長すぎるので、改めてテーマソングに使おうという声もある。「このふしぎなきもち」を間違ってうたっている人が極めて多いが、“ふ”と“し”は同じ<ミ>。終盤の「今 胸を吹きぬける…」部分はテヌート気味に引っ張って静かにはうたうが、決してテンポは落とさない。エンディングでワルツからアップにもどる展開は、作者のお気に入りである。
作詞・作曲/キャプテン ('95年)
作者がThe Boomの[風になりたい]のライブビデオに触発された作品。大勢でそれぞれが各々楽器を持ってステージでスウィングしてる姿が、子ども会と結びついたことがきっかけ。サルサのリズムが斬新で、サンバホイッスルやパーカッションを使うと楽しい。第21回夏のテーマソング。
作詞・作曲/ごえもん ('89年)
作者のアルプスデビュー作品で、[あるこうよ][エネルギー]につながる三部作のひとつ。サビでイ長調に転調するが、メロディーに <ド♯>と<ファ♯>を使っていないため、調性を感じさせないコード展開になっている。伴奏がないと、イ短調のように感じてしまうことが隠れた弱点。サビの前で母音を伸ばしてハーモニーに仕立てたり、ギターでベース音を入れたりするのは当時、新しい試みである。歌詞の言葉と言葉の間にある“余韻”を楽しめる、「第15回夏」のテーマソング。
作詞・作曲/キャプテン ('02年)
冬のうたとしては作者にとって13年ぶりの作品。「冬=スキーのうた」というのを打破すべくつくられた。ここで登場する“風”は大陸からの季節風(モンスーン)のこと。とかく後ろ向きにとらえられがちな冬だが、季節風によってもたらせる恩恵が、物質的にだけでなく精神的にもたくさんあるということをうたに込めた。リズム、メロディーともわりと平易にできていて、最近のうたの中では短めに作られている。2番の冒頭部は、最近のテーマソングでうたわれた歌詞を、受けた形になっている。
作詞・作曲/のんべ ('80年)
川あそびに行くときのバスの中では必ずうたわれる、“川用”のテーマソング。作者がしぶき荘の足下にとうとうと流れる天竜川をぼーっとながめているうちに「ああ、川は流れているんだなぁ」と曲想が浮かんだという。壮大な歌詞とあとつきの簡単な旋律とのギャップが楽しいが、シンプルなこのメロディーは、実は正確にうたうのがとても難しい。「だーれもしらない」の部分は<ララソファミレド>が正調。替え歌[川に流されて]は25年以上にわたり浮かんだり沈んだりしている、陰のロングヒットナンバー。
作詞・作曲/のんべ 原曲/外国曲 ('79年)
原曲は[Dry bones]。それに歌詞をつけた異色作品で、長い間朝のつどいで“ガイコツ体操”として活躍した。「左手の骨……」のところのテンポが極端に遅くなるが、体操の中で左手一本で腕立て伏せをするのに合わせた。一風変わった手拍子が楽しい。歌詞には規則性がある。
作詞/でこぴん 作曲/キャプテン ('24年)
第50回夏の記念作品ということで、この先ずっと、できれば50年後までにも歌い継いでもらえるように、作詞・作曲者ともに腕によりをかけて作ったという。詞の内容は、駒ヶ根のすばらしい自然の中で、子ども会に初めて参加して、また回数を重ねて、そしてやがて大人になっていくみんなの姿が描かれている。メロディーは冒頭部分と結末部分の、二か所にヤマがある「ダブルサビ」になっている。細かいフレーズの区切り音が次の始まり音になっている所が多く、覚えやすく歌いやすい。3番まで歌った後でハ長調からニ長調に転調して、エンディングにコーダが用意され、さらに盛り上がる。コーダのあとつき部分のコード進行は、実は1~3番の後サビ前半部分と同一である。なお、メロディーは第50回記念の「おまつり音頭」版として使うことも想定されている。
作詞・作曲/キャプテン ('11年)
制作中
作詞/キャプテン・じゃがまる・まぐろ 作曲/まぐろ ('88年)
制作中
作詞/でこぴん 作曲/でこぴん・のんべ ('81年)
のんべのうたに影響を受けてつくった、でこぴんのアルプスソング1号。しかしながら終盤のメロディーが洗練されず、そこはのんべの手に委ねられて珍しいコンビの合作ができた。主題は制作から30年経っても色あせることなく、むしろ作者の頭頂部のように輝きを増して、4番に「君の頭で考えてみよう」を加えたいそうな。コーラスはザ・ブロードサイド・フォーか、はたまたダークダックスか。
作詞・作曲/小次郎('83年)
今や孫ができようかという作者のアルプスデビュー作品で、長い間うたいつがれているアルプスになくてはならない曲のひとつ。昔の子ども会参加者が、結婚披露宴で新婦としてこのうたをうたったというエピソードもある。「生きて行く中でいやなこともあるけれど、絶対にいつかキラキラきらめくこともあるんだよ、ということを伝えたかった」(作者談)。発表当初、「バッチリOK時間もある」の「オーケーとき」の表現はもう少し洗練する余地があると思われたが、今では何もなかったように普通にうたわれている。
作詞/じゅん 作曲/やんけ ('92年)
テーマソング以外のオリジナル曲ができないことに発奮した作者の意欲的合作で、作詞者にとってはアルプスで唯一の作品。長い曲ながらうたいやすいため一時期よくうたわれていた。CD収録を機に復活するか。後半の「やがてきえる……」のうたい方は、前半と微妙に違う。作者はその後それぞれ小学校と高校の教師になった。
作詞・作曲/キャプテン ('14年)
制作中
作詞/ルアー・キャプテン・でこぴん 作曲/でこぴん ('98年)
作曲者が出席していたある教育研究集会の最中に突然サビが頭に浮かび、これはぜひ曲に仕上げたいと書き留めた。
第24回夏のテーマソング。メロディーを、リーダーサークルの機関誌『みちくさ』に掲載し、リーダー全員に歌詞を公募した初めての作品。ルアーの原案を元にキャプテンとでこぴんが作詞した。当時、高学年シフトしていたテーマソングの旋律を低学年生でもすぐにうたえるように易化した。繰り返しのつなぎ部は作者がよく聴いていた小田和正の影響をもろに受けている。サビは三度下できれいにハモれるのだが、なかなか定着していない。
作詞・作曲/ケッターマン ('85年)
第11回夏のカペペ「水平線の消える日」劇中歌。三態の風をそれぞれ歌詞にちりばめ、そよぐようなメロディーにのせてうたわれる。発表後数年間は子どもたちに相当な人気が出て、作者のジャンルの広さを示した。しぶき荘の「しぶき」が初めて使われ、「谷のはざま」「水面」など、小学生には少々難しい表現が用いられている。
作詞・作曲/キャプテン ('13年)
サンバ風なリズムに乗せたメロディーに、韻を踏むことにこだわった詞を当てている。タイトルも38(サンバ)で39(サンキュー)。翌年の第40回記念に向けて、カウントアップを意識している。あとつき部分をまとめ、夏らしさを際立たせる「せみしぐれ」「大三角」の単語の選び方が功を奏し、その部分の歌声は驚くほど誰もが大きくなる。「第39回夏の子ども会」テーマソング。
作詞・作曲/のんべ ('81年)
第7回夏の9組で、ある班長が「班にとけこんでいない子と話をしたよ」と何気なく作者に話したことから生まれた曲。覚えやすいメロディーに「キャンプの楽しさ、よろこびの基本的なもの」(作者談)が綴られている。アルプスの意義を実感できる、会の本質に迫る内容である。当初はリーダー研修合宿「春の学校」のテーマソング的存在であり、子どもにうたわせることは恩着せがましくいやらしいといった声もあったが、子ども会が質的に充実し、参加者自身が歌の内容を共有できるようになった。
作詞・作曲/ケッターマン ('85年)
アスファルトの道いっぱいに線を自由に引っぱり、いろんなものを描き空想をめぐらす。そんな懐かしい気分にさせる、あとつきうた。出だしは三拍目から入るので拍の頭を意識することが、うまくうたうコツ。2001年バージョンとして歌詞を少々手直ししたため、あとつきでも違う歌詞をうたわねばならず、 難易度が増した。
作詞・作曲/キャプテン ('92年)
「4人編成のロックバンドでできる音楽」がコンセプト。タイトルを最初に決め、おまけに高くジャンプするといった振り付けまで先にできあがっていた。冒頭とサビが半音違う転調の仕方はデレク&ドミノスの[レイラ]ばりだが、繰り返しでさらに転調する展開はギタリスト泣かせでもある。ソロとしては作者初の「第18回夏」のテーマソング。
作詞・作曲/キャプテン ('13年)
作者が社会人になってから久々に参加した「やまびこ村」のある組がモチーフになっている。その当時、中心メンバーだった子どもたちが、中高生リーダー、学生リーダーを経て社会へ羽ばたきつつある十年めに、意図的に作られた。さまざまな理由で、制作が頓挫し発表もされなかった組独自ソングの歌詞の一部が実際に盛り込まれている。ちなみに「ゼロ」とは、みんなで名付けたその村の愛称。「第38回夏の子ども会」テーマソング。
作詞/ガオ
作曲/いもむし('03年)
仲間の誕生会で集まっていた時に、作者らが今までにない曲を作ろうと意気投合したのがきっかけ。アルプスが、うたうことが大好きだという弾む気持ちを素直に表現できるような、平易な歌詞と曲をめざした。PCメールのやりとりで修正を重ね、最後は代々木公園のベンチで何度もうたっては直しを繰り返しながら完成させた。あまりに楽しくて笑いが止まらず、テープに録音した時には日が暮れていたという。曲名は、自然に足がはずんでしまうような嬉しさ、喜び、安心を表しているが、実は、作詞者の一人もずくが、スキップがうまくできないことにも由来しているとか。Cメロでは、テンポは変えずに優しくうたってほしいというのが作曲者の希望。
作詞/かぶき・キャプテン 作曲/キャプテン ('06年)
当時のリーダーかぶきが、創作詩を子ども会の事務局に送ったのが始まり。そこから作詞者二名の住む東京と京都の間で、十数度のメールのやり取りを経て歌詞を練りあげた。近年では珍しく、詞の完成後にメロディーが付けられた曲。イメージ的な歌詞とシンプルな音符構成、曲終盤まであとつき部がないことで覚えにくい印象があるが、Cメロの「季節はすぎてゆく」で表情は一変する。夏の組の最終夜などには必死の形相で「あと少し あと少しこの時間を」とうたう子が見られる。「第32回夏の子ども会」テーマソング。
作詞・作曲/キャプテン ('90年)
「冬の子ども会にもテーマソングがあったら……」という作者の希望で、『第3回スキースクール』前に作られた待望のウインターソング。12年後に「風のプレゼント」ができるまでは、『つり道場』や『あそびのかんづめ』をも含めた、「冬の子ども会」全体のテーマソング的な存在だった。タイトルに句読点が入っているのは、この曲だけである。Bメロからサビに入る箇所のグリッサンドは、Bのハイコードで鳴らしている。
作詞・作曲/のんべ ('81年)
「第7回夏の子ども会」後半組から登場した、あとつきうた。「おれ」と自分を称する歌詞が入っているものは、他にはない。「ティラノザウルスもやっぱり空を見たのだ」という部分は作者のお気に入りである。簡単かつ魅力あふれるあとつき歌ゆえに、三十余年の間、行事前などの「集まり歌」を牽引し続けている。
作詞/ともやん・パルナス 作曲/パルナス ('96年)
第22回夏の作品。テーマソング以外では久々の大人気作品となった。曲作りに苦しむと他人の頭を借りることが多いが、この場合も例に漏れず、まっちゃとわをんが支援した。関西人リーダーによる初めてのメジャーヒットとしても特筆される。メロディーが動くわりにはコードが易しく、ギター入門には最適な曲。
作詞/いもむし・綿棒・ガオ 作曲/いもむし・ゑびす ('05年)
ある時ふと思い出し、それ以来耳について離れなくなった、子どもの頃に「やまびこ村」でうたった曲。それをきっかけとして、アルプスで出会った仲間、歌、景色がいつの間にか自分の中に溶け込んでいるという実感をこめてつくったと作者。「手をひいて上った」のは源氏キャンプ場に上る坂道で、「ささやいた」のは八幡キャンプ場の木陰、「岩にすわり眺め」るのは山ろく荘の五右衛門風呂の隣にある大きな岩からの夕焼け、と歌詞の情景にはそれぞれモデルがあるが、その時その場のエピソードを思い浮かべながら自由に歌ってほしいと作者。
作詞・作曲/キャプテン ('07年)
制作中
作詞・作曲/キャプテン ('10年)
第36回夏のテーマソング。第18回「ジャンプ!」、第27回「チャンス!」に続く、「カタカナ四文字」タイトルシリーズ曲。意図的に9回ごとに制作されることとなり、次はずばり「キャンプ!」しかないのではないかとの予想も。タイトル通り、もちろん「変化」することの必要性を歌詞にしているが、2番では逆に「変化しない」こともまた大切だと言っている所がミソ。
冒頭部にあとつきがくる構成は「二度とない夏」以来久しぶり。夏直前にリーダーの講習会でテーマ曲が発表される際は、東京・名古屋・大阪で同時に公開され、子どもたちには夏当日まで絶対に秘密にされる。初めて歌集に楽譜が載せられた。
作詞・作曲/のんべ ('82年)
「第8回夏」のテーマソング。手拍子で始まるイントロ、ペンタトニック(五音音階)による冒頭部、中間部への転調、サビ最後の三連符など、いろいろな要素が詰まっている作品。アルプスにとどまらず、全国のキャンプ活動に広まったためか、ウィキペディアに記事が書かれている。タイトルにもなった「広い地球のここがまん中……」の部分は、東京の富士街道高塚交差点付近を車で通過中に突如ひらめいてできあがったとか。「いつも心をふるわせていよう」という主張とタイトルは「人間はいつでも大人と子どものまん中で成長を続けるものだ」という意味に通じて、“会歌”的地位を不動のものにしている。日本語のアクセントの置き方でメロディーを微妙に変えている、洗練された曲。
作詞・作曲/キャプテン ('01)
第27回夏のテーマソング。作者が小4の頃流行した木登りがモチーフになった曲。[ジャンプ!]から10年目ということで、わざわざ「4文字で拗音を含みエクスクラメーションマークを加えた」タイトルにしている。ストーリー性を持ち、わかりやすい歌詞は低学年生にも受け入れられている。
作詞/パンダ 作曲/のんべ ('80年)
第6回夏の子ども会で発表された初めてのテーマソング。アルプスにもテーマ曲をと考えたでこぴんから「今晩中に作って」と電話で頼まれた作詞者が、手元の色々な歌集を参考に書き上げ、翌朝口頭で詞を伝えた。「曲はどうする」「あいつが何とかするだろ」との会話から二週間。届いた歌集を見たのんべが「のんべ作曲」と書いてあるのに驚いて、あわてて曲をつけたという、今では信じられない逸話の残る作品。あとつきのパートがあり、低学年生には少々難しい点をカバーする方法が良く生かされており、以後のテーマソングづくりの規範となった。冒頭のコード進行は実はある曲のパクリである。
作詞・作曲/キャプテン ('08年)
第34回夏のテーマソング。この年、母校の小学校と深く関わることになった作者が在籍当時のことをいろいろと思い起こし、それをモチーフにしたと言うが、実は連れ合いがまさかの遠隔地転勤で、それが題材になったとの見方が有力。遠距離恋愛のカップルにはぜひ愛唱してもらいたい。
最後のサビで転調し、メロディーの一部を三連符に変化させてたたみかけるようにエンディングにつなげる構成は、完成間際に付け足されたとは言え、この曲の大きなポイントになっている。
作詞・作曲/キャプテン ('09年)
Aメロの「まるで出会った瞬間に気づくように」の部分、転調した後に半音を用いて原調に戻るメロディーラインは、学校では決して習わない音階で、少し難しいが、慣れれば妙にハマるはず。35回めという節目の「夏」のテーマに、今までにないパターンとして、歌詞に数字が織り込まれた。キャンプファイヤーでの作者の体験がモチーフになっている。曲は比較的すぐにできても、歌詞はとっかかりになる言葉や場面が具体的に浮かぶまで、いつも悶々と悩むそう。
作詞・作曲/ケッターマン ('86年)
“ケッタあそびうた三部作”のひとつ。ピンクレディーやラッツ&スターの振り付けをマスターしていた、当時のリーダーどらを中心とした「ふりつけ研究会」で考えられたその踊りは、相撲や剣道の動きを取り入れ、歌詞の面白さとの相乗効果を発揮して大いに受けている。「おなかがいっぱいぱい」というエンディングでへそが見える程度にTシャツをめくるところがポイント。続けて「そのうえおっぱいぱい」とやると、子どもたちはさらに盛り上がる。「だけどだけども」とうたう人が多いが誤りで、「だけどだけれども」が正しい。
作詞・作曲/でこぴん ('86年)
作者が前年のテーマソングづくりで成果をあげた勢いと、のんべ引退の危機感で作ったと言われる曲。だが実は、個人的事情からアルプスからの完全引退を表明していた自身の進退の激しい葛藤を描いており、結局のところ「夏がぼくをはなさない」まま子ども会専従になってしまった。冒頭のコード進行は映画「大いなる西部」のテーマにヒントを得た。
作詞/ケッターマン
作曲/キャプテン・まぐろ ('87年)
元は、でこぴんのアルプス引退のはなむけに作られたものだった。が、このイベントで本人は万感胸に込み上げ興奮して辞められず、結局は参加していた子どもを巻き込んでの“なんちゃって引退式”になってしまった。そのまま使われなくなるのはもったいないと、キャンプファイヤーの終わりに静かにうたえる曲として詞が一般向けに作り変えられた。子ども会の最中にわざわざ練習するのは雰囲気を壊すので、初めての場面でもうたえるように、全部あとつきになっている。二度めの「過ぎゆくときをわずかに止めて……」はメロディーが変化する。
作詞・作曲/キャプテン ('94年)
会創立二十周年の節目になる曲として、当初はプリンセスプリンセスの大ヒット曲『DIAMONDS』を意識した、裏打ちリズム主体の曲だった。絵本を一ページずつめくってゆく感じを出すために、情景や心情が具体的に歌詞に織り込まれた。「すぐとんでいける スピードあまり速くないけれど」「到着のベル」など少し妙な部分はあるが、実際に駒ヶ根の空や山、川に囲まれながら子どもたちとサビをうたうと気分が大変高揚する。特に2番は「やまびこ村」の後半、ある程度の山を越えると内容を深く実感できて、体験の共有感が広がる。「第20回夏の子ども会」テーマソング。
作詞・作曲/キャプテン ('96年)
「第22回夏」のテーマソング。制定されて初めての『海の日』にちなみ、あえて信州の山とは正反対の海がモチーフにされた。ちなみに、その7月20日は「夏の子ども会」の開幕日。「七つの海」というキーワードと「二拍子で行進曲風」というイメージが早くからあったにもかかわらず、作者は歌詞にもメロディーにも、仕上げるのにかなり苦労した。「生きてることはすてきさ……」等、ノンフィクションを題材とした部分はメッセージ色がより強く出ている。一度頭につくとなかなか離れないメロディーライン。
作詞・作曲/キャプテン('02年)
第28回夏のテーマソング。12年ぶりにキャンプの現場に復帰した作者が、夏に臨むにあたって抱いた強い思いを素直に綴った作品。歌集の題名に決まった「ひばしら」が歌詞に拾われた。
マイナーコードから始まる曲はオリジナルソングでは非常に珍しく、[エネルギー]以来生まれていなかった。エンディングではwow ohというシャウトを5回も繰り返すという思い切った構成になっている。全般的に四分音符が多用されているので、ギターが16ビートで突っ走っても、メロディーがうたえなくなるということはあまりない。
作詞・作曲/キャプテン ('87年)
ホイチョイプロダクションの著作「極楽スキー」や映画「私をスキーに連れてって」などが火つけ役となり、かつてないスキーブームにわき始めた当時、55人ものリーダーたちが参加した正月のスキーツアーのテーマソングとして作られた。そのツアーが大いに盛り上がったことが、子ども会の冬・春のスキーキャンプ(当時はスキースクール)開催につながった。語呂の良さから、タイトルもサビも即決された作品で、「スキーヤー」は「スキーイヤー」とかけてある。四人乗りリフトを意味する「クワッド」が、まだ耳新しかった当時。どこか、ニューミュージックの匂いがする。
作詞/だいこん・ピック
作曲/ピック ('02年)
制作中
作詞/柔道
作曲/ピック ('02年)
制作中
作詞/ケッターマン
作曲/キャプテン・まぐろ ('86年)
第12回夏のテーマソングで、このトリオ最初の作品である。過去のテーマソングでは[地球のまん中][あるこうよ]と並ぶ三大メガヒットとされ、アルプス史上最もうたわれた曲と言っても過言ではない。何気なく浮かんだ鼻唄の旋律に「君と同じ夢」という歌詞がピタッとはまり、直後にタイトルも決まった。コーラスの付け方は何通りかある。「あさぎ色」や「山の端」など、当時、高校生に国語を教えていた作詞者らしく、子どもには難しい言葉が入るが、かつて古典でしか見かけなかった「山の端」が近年日常語に戻りつつあるのは、この歌の影響?
作詞・作曲/ケッターマン ('84年)
一見でたらめのような歌詞だが、実は大学受験の際に登場する世界史用語がちりばめられた、遊び心溢れる作品。例えば、出だしの「パータリプートラ」はマウルヤ朝の首都名からとられているし、「グプタヌキ」も「グプタ朝」と「ヌキ」からきている。アルプス三大振り付け歌の一つで、マイケル・ジャクソン[スリラー]のダンスやジャイアント馬場のババチョップも採り入れた。その後、作者は某大手新聞社で広告制作に携わっている。
作詞・作曲/キャプテン ('00年)
ベランダに椅子を出して、初夏の日差しを浴びていて着想を得た曲。太陽が傾き、星が瞬き始めたころようやく完成した。サビは四分音符が続き、どこかしこで突っ込みたくなる衝動に駆られるが、「何万光年」の「う」と「ね」、「今夜も届く」の「ど」と「く」のメロディー部分のみ八分音符と付点四分音符の組み合わせで、通好みの盛り上がりを見せる。「第26回夏の子ども会」テーマソング。
作詞/ケッターマン・小次郎・でこぴん・まぐろ
作曲/キャプテン・ケッターマン・でこぴん・まぐろ ('85年)
「第11回夏」のテーマソングで、のんべの手を離れて作られた初めての作品。発表時の5人の氏名を合成した作者名(黒田幸太、石崎敬彦)が象徴しているように、無い知恵の寄せ集め曲とも言われた。特に歌詞については紆余曲折を経て、3時間を超える長電話の末にようやく決定。タイトルは作者の一人が当時交際していた相手の名からつけられたとの秘話が後に明らかに。約30曲ある夏のテーマソング中、最短の3分15秒ながら、「永い時の流れの中……の部分が好き」と、メッセージが届いたこともある。
作詞/ケッターマン
作曲/キャプテン・まぐろ ('88年)
第14回夏のテーマソング。最初にサビを置くという形式を先に決め、コードもすべて当てはめてからメロディー作りに入ったというめずらしい作品。発表当時「あらわれる光はナイアガラ」という歌詞が話題になった。[はるかな夢][明日へつづく道]と合わせた三部作最後の曲。テーマソングの中では平易な部類の曲だが、全体に何を言いたいのか良く解らない詞で、イメージソング的である。
作詞・作曲/やんけ ('90年)
作者にとってアルプス初というだけでなく、人生で初めてのオリジナルソング。冬の子ども会向けの、乙女チック溢れる貴重な作品で『あそびのかんづめ』などでうたわれる。アルプスでは数少ない8分の6拍子に、「駒ヶ根の澄んだ冬の夜空」(作者談)を綴っている。前奏は[ぼくらの町にも]に意図せず酷似してしまった。
作詞・作曲/ほんかん ('97年)
これも作者のアルプスデビュー作品。自身が経験した子ども会での別れのつらさが、ふけてゆく夜の情景と共に大きくなっていく様子を、細かく表現している。当初はいくつものパートがある長い曲だったが、歌詞の内容上、子ども会の組の序盤から歌えないことを考えて、現在のようなサビをくり返すシンプルな構成になった。歌詞を書くために仮に入れた「星空の下でうたううた」のタイトルが、そのまま使われていた。
作詞・作曲/のんべ ('79年)
アルプス子ども会における記念すべき最初のオリジナルソング。自分が受け持った班の子どもに向けて作られた。子どもの歌としては数少ない三拍子系。ビートが強くないため目立たないが、心に響く旋律を持っている。単語の標準アクセントに忠実になるように、1・2・3番でメロディーを変化させた部分がある。あだ名の通りお酒が大好きだった作者は、児童文学の書き手として活躍するも、肝臓病にかかり、2002年6月に43年間という短い生涯の幕を閉じた。
作詞/じゃがまる・まぐろ 作曲/まぐろ ('89年)
スリーフィンガー奏法のさわやかなメロディーに「大切な風景をこの曲にのせてうたうと、君だけの風景ができます」(作者談)という歌詞。「真夏」の「な」、「ちぎれて」の「ぎ」、「形を」の「た」などが和音とぶつかるため、コード表通りに弾いただけではうたえない。複雑なコードを押さえる必要のある、初級ギタリスト泣かせ、いや、ギタリストを育てる曲。
作詞・作曲/キャプテン ('03年)
イントロもなく、無伴奏、手拍子のみで始まる唯一の曲。ただし、最初のラの音を確かなものにするため、Aのコードを鳴らしてから歌い始めるのがお約束。サビ+あとつきAメロというシンプルな構成で、メロディーも大変平易。エンディングだけは少々異なった動きをしているので注意が必要。「第29回夏の子ども会」テーマソング。
作詞・作曲/のんべ ('81年)
アップテンポの派手なうたが多い中、静かなものも良いもんだと思い始めた作者の三拍子系作品。初めてのリーダー研修合宿「第1回春の学校」の宿題レポートで、中学生の参加者が書いた「東京の四角い団地や工場を見てるとうんざりします」という文章が曲作りのきっかけになった。「第7回夏の子ども会」に行われた、劇団カペペ(リーダーたちによる即興演劇集団)「人間たちがいない街」劇中歌として、みんなの心に刻まれた。近年は静かでスローテンポの曲が好まれないため、うたわれる機会が減っている。
作詞・作曲/キャプテン ('97年)
源氏キャンプ場へ上がる長い坂道からイメージを膨らませてできあっがた曲。作者が学生の頃行われていたやまびこ村がモチーフになっている。イントロとサビのコード展開をわざと同じにしているのが特徴。ロックンロールのリズムで軽快にうたうのがコツ。第23回夏のテーマソング。
作詞・作曲/ケッターマン ('85年)
リーダーが出し物を演じるために結成していた「劇団カペペ」が第12回夏の子ども会で上演した「どこにでもいる明日香」の劇中歌。アルプス史上最長なのはもちろん、世の中でも珍しい長いタイトルを持つ。歌詞はタイトルと微妙に異なるので注意が必要。「旅をするときの不安を吹きとばす呪文」(作者談)という歌詞に元気づけられたという初参加者の子どもたちをはじめ、人気が高い。
作詞/のんべ・ポチ 作曲/のんべ ('83年)
第9回夏のテーマソング。夏の子ども会直前まで歌詞が入らなかったため、妻の助けを求め夫婦共作となった。ぶっつけ本番に近い登場のしかたを想定していたため、あとつき部分が多いが、その分覚えやすく人気も高い。メロディーは易しそうでいて、正確にうたうのはかなり難しいが、それだけにカッコ良く、特にサビ最後のFmaj7が渋い。「アーアア」は完全に沢田研二を意識してのもの。
作詞・作曲/キャプテン ('99年)
第25回夏のテーマソング。「手のひらの温もりは、だれかと握手することで特に感じられる」と改めて思い返したときにひらめいた作品。イントロのコード展開は意外にも[光る夏](第一集収録)とすべて同じで、ギターはダウンストロークで行う。冒頭のメロディーラインはスターダストレビューの[夢伝説]と酷似している。
作詞・作曲/のんべ ('83年)
シンプルなメロディーに「みんなうたおう……」という部分をくり返す、簡単かつ詞の奥が深いうた。録音では、いろいろな空き缶で音を試したり、コップの水を微妙に調整して音程を合わせたりしているうちに、豚や馬が一緒にうたい始めた。
作詞・作曲/キャプテン ('05年)
制作中
作詞・作曲/ケッターマン ('14年)
制作中
作詞・作曲/のんべ ('84年)
発表時のタイトルは[落日(ゆうやけ)のテーマ]だったが、皆こう呼ぶので自然にタイトル変更された。メロディーと1番の歌詞が一緒に浮かびあがったのをきっかけにつくられた、「コード進行で味わう加藤登紀子風な」(作者談)作品。テーマソングのB面という位置づけのうたはいくつかあったが、現在うたい継がれている曲は他にない。数多いオリジナルソングの中でも、このような曲はのんべの独壇場
。
作詞/わたがし
作曲/はぎぽん ('03年)
制作中
作詞・作曲/ほんかん ('98年)
作者にとってのアルプスソング第二弾。オリジナルソングが非常に多くある中、個性があり目立つものにしようと、あえて不安定で浮遊感のあるメロディーを選んだという。コード進行も他の曲と似ていないため、ギター伴奏するリーダーは覚えづらくて苦労する。
作詞・作曲/のんべ ('83年)
「子ども会は初恋の場になったりするんだと新鮮に感じ」(作者談)作られた子ども会初のラブソング。9番まである歌詞と7分を超える長さは、他の追随を許さない。のんべ自身は2番の「君のなまえだ」と、5番の「すこしひきよせ」というところが気に入っており、「ぼくも、山と川のある風景の中で初恋をしたかった」と述懐している。
開催年 (回数) 曲名
1980年(第6回) 手をつなごう
1981年(第7回) あしたのむこうがわ
1982年(第8回) 地球のまん中
1983年(第9回) みえない翼
1984年(第10回) 終わりのない手紙
1985年(第11回) 光る夏
1986年(第12回) はるかな夢
1987年(第13回) 明日へつづく道
1988年(第14回) 広がれ世界
1989年(第15回) 風の旅
1990年(第16回) あるこうよ
1991年(第17回) エネルギー
1992年(第18回) ジャンプ!
1993年(第19回) あの空の下へ
1994年(第20回) 夏の飛行船
1995年(第21回) カーニバルがやってくる
1996年(第22回) 七つの海をさがせ
1997年(第23回) 真夏の太陽
1998年(第24回) 心の虹
1999年(第25回) 未来はぼくの手に
2000年(第26回) 光を感じて
2001年(第27回) チャンス!
2002年(第28回) 二度とない夏
2003年(第29回) ぼくのとびら
2004年(第30回) 新しいページ
2005年(第31回) 約束を抱いて
2006年(第32回) 過ぎゆく季節の先に
2007年(第33回) 大地を踏みしめて
2008年(第34回) 遠くはなれても
2009年(第35回) 時を越えても
2010年(第36回) チェンジ!
2011年(第37回) きのう見た夢 明日見る夢
2012年(第38回) 情熱のなみだ
2013年(第39回) サンバでサンキュー
2014年(第40回) ここに歌があるから
2015年(第41回) 陽炎のかなたに
2016年(第42回) 微笑みを味方にして
2017年(第43回) 旅の空で
2018年(第44回) 今日という日を
2019年(第45回) ジャンボ!
2020年(第46回) 特別な時だから
2021年(第47回) この夏に出会って
2022年(第48回) きみがそこにいるのさ
2023年(第49回) 手びょうしがこだまして
2024年(第50回) 君がいるから ぼくがいるから